学校法人 大谷学園


普通科

一人ひとりの可能性に応えて

 普通科には生徒それぞれの実力と適性に合わせた、特別選抜コース・特進コース・進学コースの3つのコースが用意されています。生徒たちの目標や夢はさまざまです。将来を見据えて大学進学に向けた準備をする者、スポーツに打ち込む者、音楽や美術など芸術分野に打ち込む者など、その生徒独自の取り組みがあります。そのすべてをバックアップできるような学習サポート体制を固めています。生徒の学習に対する意欲を向上させるよう、授業内容を各レベルに合わせて展開しています。大学受験に必ず必要な英語・数学等についてはコースによって習熟度別授業を取り入れ、より自分の力に合わせた授業を受けることができるよう工夫されています。


 国公立大学合格という目標を全員で共有し、互いに切磋琢磨しながら目標達成をめざすコースです。入学直後に「新入生合宿」を行い、卒業生や先輩からさまざまなアドバイスを受けることで、学習意識を高めるとともに、勉強と部活動との両立のコツなどが学べます。1年次から英語・数学で「習熟度別授業」を導入するなど、効果的な学習指導を行うとともに、自ら前向きに取り組む姿勢を育てます。また、2、3年に進級する際の、他コースとの入れ替えが各試験への緊張感を高めており、日々の家庭学習の習慣につながっています。
 5教科(6教科)型のセンター試験対策だけでなく、3年次には国公立大学の二次試験対策として、毎週放課後に英・数・国の二次対策特講(各65 分)を開講するなど、基礎だけでなく応用力を伸ばすための授業展開を工夫しています。


 主に難関私立大学や3教科型の国公立大学への一般入試での現役合格をめざしているため、定期試験だけでなく、大学入試で高得点がとれることを常に意識し、英語・数学は1年次から習熟度別授業を取り入れています。2年次から文系は英・国・社、理系は英・数・理に教科を絞り込み、より効率的に力を伸ばす工夫をしています。
 進級時のコース移動や、試験後の習熟度別クラスの移動はプレッシャーにもなりますが、日々の学習意欲へのよい刺激となっています。また、実力試験や常用漢字テスト・英単語テストなどでは、特別選抜コースをライバルとし、高い意識をもってクラス全体で取り組んでいます。
 1、2年次には週3日、3年次には土曜講座を含めて週4日の補習講座があり、多くの生徒が自分で計画を立て、進んで参加しています。


 ほとんどの生徒は4年制の大学への進学を希望しているため、1年次のカリキュラムは特別選抜コース・特進コースと共通です。また、大学進学はもちろん、医療・看護、調理・製菓、美容などの短期大学や専門学校、警察や消防などの公務員など、希望や個性に応じたさまざまな進路へと対応しています。進級時には成績によりコース移動もできるため、日々計画的に学習に取り組む生徒が多く見られます。
 2年次から文系と理系に分かれ、3年次にはニーズに応じた幅広い選択科目が用意されています。もちろん、週に3日の補習講座や土曜講座(3年次のみ)も開講しています。
 四年制大学の合格実績においても、一般入試で多数の生徒が合格しており、近年さらに伸びてきています。また、推薦入試やA O 入試を希望する生徒に対しても、きめ細かな指導をおこなっています。

普通科所属( 特別選抜コース主任)
川村 季克 先生

普通科に3つのコースがあるのには意味があります。単純に成績で分けるのではなく、生徒が自分にあった高校生活スタイルを選択するためのものなのです。

高校入学時には希望に満ちた人、新しい自分を発見したい人にあふれています。段階や希望に応じたコースでスタートができ、進化したときには新たなる可能性に向かう。
そんなのびのびした仲間や先生がたくさん学ぶ明るい研鑽の場なのです。さあ、あなたも一緒に上昇気流に乗りましょう!!

国際語科

国際語科 所属
國富 綾 先生

国際語科はボランティア以外の課外活動も充実しています。異文化交流や国際問題について学ぶ機会が多数用意されており、見聞を広げ理解を深めるという経験を高校生のうちから積むことができます。主体的に動けば動くほどグローバルな視点を持てるようになることが大きな魅力です。アットホームな雰囲気に加え、学年を越えた絆も強く、卒業後も学校に来て近況報告をしたり、後輩に色々なアドバイスをしたりする姿がよく見られます。

言葉と文化を学び、世界で活躍できる真の国際人の育成

 国際語科の特徴は大きく分けて2つあります。1つ目は英語を中心としたカリキュラムにより英語でのコミュニケーション能力を高めることです。
2 つ目は、異文化理解のために豊富な課外活動を用意しており、それらを通して国際社会に必要な教養を身につけることです。
この2 つを柱として、将来国際的な場で活躍するための基礎を築くことを目標としています。

国際語科ならではの進学指導

授業や課外活動で身につけた英語力を活かして、TOEIC・英検など各種の資格試験にチャレンジします。最近の大学入試は、英語を重視したさまざまな形態の入試制度があり、取得した資格を難関大学の受験に活用しています。
 毎年、現役生の約50%が、英語の資格や課外活動での実績などを利用してAO・推薦入試で合格しており、またここ10年間の現役大学進学率は90%を超えています。

他のコースにはない特別授業

国際語である英語を身につけることは、現代人にとって重要な条件です。
そこで、基礎をじっくりと固め、応用力をつけるように授業以外に補習も行います。
 EFL(English as a Foreign Language) の授業では英語を母国語とする教師が指導にあたり、聞く・話す・読む・書くという総合的な4つの技能を身につける授業を展開しています。また、速くかつ正確に英文を読む技能を習得するために、速読・多読を取り入れたComprehensive Reading も行います。

国際的な視野を広げる校外活動

あーすフェスタかながわボランティア
訪れた子どもたちと世界の遊びをしたり、民族音楽のステージイベントなどの手伝いをする中で、世界を体感しています。

港南台国際交流祭りボランティア
このようなイベントに参加することで、国際協力・国際交流団体の活動を知ることもでき、世界がより身近なものになっていきます

秋の釜石仮設住宅訪問
東日本大震災で被災した方々を少しでも元気づけようと、お祭りのボランティアなどを行いました。

国際語科 カリキュラム

2018年度国際語科資格取得上位者一覧

2018年4月~2019年3月 324名中

2022年度入試 国際語科 合格実績

2022年4月6日現在

ネイティブの先生とのインタラクション

 国際語科には、6人のネイティブ講師がいます。授業ではEFL、時事英語などの専門科目を担当していますが、プレゼンテーション、パラグラフライティング、ディベートなどを行い、実際に活用できる英語を身につけることを目標としています。
1年次には週に1度、朝のホームルームを英語で行ったり、放課後は課題や課外活動の準備などをマンツーマンで手伝ったり、日常の学校生活の中で自然に英語に親しめる環境を提供しています。これにより英語のコミュニケーション能力は知らないうちに身に
ついていきます。

英語スピーチコンテスト

国際語科の大きな行事の一つに、年に一度行われる英語スピーチコンテストがあります。
日本人やネイティブの教師がスピーチ作成から練習まで個々に指導するので、さらなる英語力、コミュニケーション能力の向上をはかることができます。
保護者はもちろん、一般の方にも自由にご覧頂けます。
また、校外の英語スピーチコンテストにも積極的に参加し、多くの賞を獲得しています。

「準備から本番まで」動画 「優勝者スピーチ」動画

留学

長期留学制度…1年間プログラム
 高校2年次9月から高校3年次6月までの10ヶ月間、アメリカ東海岸にある私立の提携校、カナダの公立の提携校に留学します。
 現地校で取得した単位は横浜隼人の単位として認定されます。
 この約1年間の留学で英語力を伸ばしTOEIC や英検などの資格試験をクリアして大学進学はAO入試などで臨む生徒が多数です。
 選考は筆記・面接・成績などで行います。

短期留学制度…3ヶ月プログラム
 2012年度にスタートしたプログラムです。
 1・2年次の10月〜12月に行う、短期間の留学です。留学先はカナダ西部の学区内にある高校です。カナダの大自然に囲まれて、英語習得および異文化体験をします。
 選考は成績面・生活面・健康面を基に総合的に判断します。

カナダ語学研修

 2015年度よりホームステイを取り入れたカナダ語学研修を行っています。自然に囲まれ、さまざまな民族が共に生活する環境の中で、実践的な英語学習のみならず、現地の高校での体験学習、英語での社会奉仕活動などを通したダイナミックな異文化交流を展開しています。この研修を契機にTOEIC、TOEFL、実用英語技能検定などの資格試験に取り組む生徒一人ひとりの意識が高まり、また異文化に対する理解を深め、国際問題に対して強い関心を示すようになります。この海外研修は2年次の「異文化理解」という、科目の単位認定につながります。

 

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