校長ブログ
夏休みの部活動
既に8月も最終週に入っており、夏休みも間もなく終了となるのにも関わらず、相変わらず熱中症警戒アラートが出るような日々が続いている。今年の夏もホントに暑かった…
夏休みというのは、運動部も文化部もいろいろな大会が行われる(学校が長期休暇だからと言って、この酷暑の中で多くの大会が開催されるというのは如何なものか。その辺りについては、また別の機会に述べたいと思う)。この時期だと高校3年生が出場する大会であればインターハイなどの全国大会が主だろう。各都道府県での予選で敗退してしまっている場合には、新人戦がこの時期から始まることが多いように思う。
横浜隼人は、運動部、文化部合わせて約50の部活動があり、強い弱いに関わらず生徒は非常に熱心に取り組んでいる。この夏も多くの部活動が全国大会に出場しており、校長としては大変嬉しいし誇らしい。と言うか、生徒のみんなが頑張ってくれて、ありがたいことこの上ない。可能な範囲でしか応援に行けないが、本当に楽しませてもらっている。
そんな中、今年の夏は特に和太鼓部の活躍が目立った(他の部活動もみんな頑張っています。念のため!)。大変恥ずかしながら、僕はこの学校に来るまで和太鼓というものに関して何の興味もなかった。それが、初めて生の演奏を聴いた時に衝撃を受けた。演奏の迫力といい、一音乱れぬ息の合い方といい、その技術の高さに度肝を抜かれたのだった。何よりもわが国の伝統芸能に高校生が必死に取組み、その継承を図っているというのが何とも素晴らしいではないか。
今年は、その和太鼓部が、全国高等学校総合文化祭で全国2位になったのだ!そして、先日、優秀校東京公演として新国立劇場でその演奏を披露したのだった(詳しくはこのホームページで https://www.hayato.ed.jp/club/4625/ )。僕は全国大会の応援には行けなかったので、新国立劇場でその演奏を聴いた。
果たしてそれは圧巻であった!会場全体が感動と興奮に包まれていたように思う。ここまで厳しく辛い練習を乗り越えて来たのであろうことは、容易に想像がつく。本当にお疲れ様。ありがとう!
横浜隼人は、生徒みんなが、やりたいことが何でもでき、得意なことに全力で打ち込める…そんな学校を目指している。部活動が盛んというのは、その一つの表れだ。もちろん勉強の大事さを否定するものではないが。こうした活動を通して大いに人間性を磨いていってほしいと考えている。
…そんなことを言いつつ、僕自身はその生徒の活躍を応援するだけの“校長ライフ”を思い切り楽しませてもらっているのであった(笑)。