校長ブログ
生徒会の仕事は!?
先日、生徒会主催の「生徒・保護者・教員の対話集会」が開かれた。全部で20名余りではあったが、生徒が自ら主催したというのが良いではないか。大きな進歩だと思う。1カ月ぐらい前に生徒が校長室に来て「校長も是非参加してください!」と言うので、僕も参加させてもらった。
議題は、横浜隼人とはどんな学校なのか?今校則で制限されている校内でのスマホの使用等についてどう考えるか?…みたいな事がら。4つほどのグループに分かれて、活発なディスカッションを行った。僕も一つのグループに入ったものの、立場上、何か意見を言うとそちらに引っ張られてしまうことは間違いないので、聞き役になるとともに、議論が活性化するように若干のファシリテーションを行った。生徒も保護者の方も、そして教員も、ざっくばらんに思うところを述べていて、とても良い時間だったと思う。
そんな中、横浜隼人はどんな学校か?という議題(というか、問いと言うべきか)に対しては、実はその日の朝一の終業式で、校長の話として僕が述べたことが、僕自身は肝だと思っている。横浜隼人の生徒は、しっかりと挨拶ができ、他人の気持ちを理解し、小さなことに気づいてさっと行動に移せる…この姿こそ、横浜隼人だと思っている。正解のない世の中と言われているが、これらは未来永劫“正解であり続ける”横浜隼人が全国に誇ることができる最大の強みだと思うのである。朝言ったばかりなのに、誰も生徒がそのことに触れてくれなかったのは寂しかった(苦笑)。まあ、自分の中高時代のことを考えたら、確かに終業式での校長の話なんか真面目に聴いたことなど一度もないので、それも無理のないことなのかも知れない…
スマホの使用制限に話が移った時に、解禁すべきだ、いや一定程度の制限は必要だ…など、賛否いろいろな意見が出た。その中で、生徒会長がとても良いことを言ったのである。「スマホの使用を禁止しないとダメと思っていたけど、スマホが悪いのではなくて、人に迷惑をかけるような使い方が悪いのではないか。スマホの使い方のルールを作った方が良いのかも。」おお、そこに気づいたか!いい感じ!思わず、そこに気づいたら次はもっとこう考えてみよう、というようなことを言おうかと思ったが、グッと堪えた。そこから、自分たちでもう一歩、二歩、議論を深めてみよう。
こうして生徒自身の議論が活発になってくるのは、とても頼もしい。どんどん、教員に意見をぶつけてほしい。そしてそこでも侃々諤々の議論をすれば良いのだ。学校の主役は生徒なのだ!極論すれば、校則は教員が楽をするためのものだと思うのである。以前、事務長として勤務していた学校の校長と話した時に、その校長は「朝木さん、自由な学校にするには教員の覚悟が必要ですよ」と仰っておられたのを今でもよく覚えている。確かに、そうに違いない。さあ、生徒会はどう動く?そして教員はそれをどう受け止める?
いろいろなことを考えさせられ、新たな課題も見つかった、非常に有意義な2時間であったと思う。生徒会の皆さん、お疲れ様。ありがとう!