校長ブログ
体育祭で感じたこと、いろいろ
先日、横浜隼人の体育祭が開催された。中学と高校と別々に開催するため、開会の挨拶などで校長はなかなか忙しい(笑)。高校は2日間行われ、1日目は主にサッカーやバレーボール、ソフトボールなどの球技が行われ、2日目の最後には部活動対抗リレー、クラス対抗リレーなどで、盛り上がりが最高潮に達したところで閉幕となる。
この体育祭、昨年あたりから高校の部は全部生徒(体育祭執行部)が仕切るようになった。種目とそれぞれのルール細目、タイムスケジュール、運営に当たっての生徒が守るべきルール、そして諸々の器具道具類の準備など、担当の教員は特に何も言わず見守っているだけだ。自分たちのためのイベントだし、そもそももう高校生なのだから、それぐらいは当たり前であろうとは思う。それはそうなのだが、そうは言っても、綿密な計画のもとで高校生1,600人余りを動かすのは大変なことだと思う。こういう経験は、社会に出た時に間違いなく役に立つ。将来の大活躍を大いに期待したい。
少なくとも高校生の頃の自分自身はそんなことは全くできなかった。「そんなのは好きなやつがやればいい」と冷めた目で見ていたことを、昨日のことのように思い出して恥ずかしい思いでいっぱいだ。体育祭自体は思い切り楽しませてもらったが。
そして体育祭では、若者のパワーに圧倒される。チームの仲間の活躍に大いに沸き、成績発表ではみんなが拳を突き上げて大歓声を上げ…ちょっと大袈裟に言えば、これからこの国を形作っていくに十分な若者たちのエネルギーを目の当たりにした気分だった。いろいろな進路に進み、様々な職業に就くのであろうが、今のこの元気溌剌さを忘れずに頑張ってほしいものだ。
ところで、今年の体育祭、とんだハプニングがあった。何と教員対抗リレーが最後に用意されていて、校長も突然100m弱を走る羽目になってしまったのだ!リレーで走るのは、20数年前に息子の幼稚園の運動会でクラス対抗父母リレーで走って以来。その時は、数人をごぼう抜きにしてヒーローになった覚えがあるが、太ももの肉離れ癖もあり(と言うか、そもそも年齢が年齢なので)、ここ20年ぐらいは全力で走っていない。
とにかく、怪我だけは避けようと思いながら臨んだ。先に走った若い教員のお蔭で2位でバトンを受けた僕であったが、走り始めてしばらくして案の定、右のハムストリングスが肉離れを起こしたために減速、そのせいという訳ではないが、若い陸上部顧問の教員にあっという間に抜かれてしまった。情けない…
走り終わって、ふと気がついた。リレーで抜かれたのは生まれて初めての経験だった。もっと言えば、競走で先行する走者を追い抜いてやろうと思わなかったのも初めてのことだった。学生時代までは“アスリート”を気取っていたが、今や身も心も見る影もないただのおじ(い)さんに成り果てていたのである…
若者にパワーをもらいつつも自らの老いを自覚し、それでももう少し頑張ってみよう、と複雑な気持ちにさせられた今年の体育祭であった。ちなみに、右足の肉離れだが、まだ痛みは残っているものの、怪我後4日後の本日、いつものように10㎞のランニングを無事に終えることができた。ご心配には及びません!